玄関開けたら好きな空間。こだわりフォーム。つくば市竹園の分譲マンション内装リフォーム
《なぜリフォーム・リノベーションが必要になったのか》
中古分譲マンションの購入に伴い、住む前にリフォーム・リノベーションを行いました。
廊下・トイレの床がフローリングやクッションフロアだったものをお客さんのこだわりによりタイルにしました。
奥様が光沢のある白を基調とした空間がお好きな方で一番イメージに合っているものがタイルでしたので床をタイルとさせて頂きました。
それと家族の人数や持っている靴の量を考えると玄関が少し狭かったため隣接する洋室を少し小さくして玄関を広げました。間仕切り壁移設工事です。
マンションの壁って思っている以上に移設が容易だったりしますのでお近くの工務店さんやリフォーム屋さんへ確認してみてはいかがでしょう。
しかし解体工事を伴いますので住みながら工事するのは結構、ハードかもしれません・・・。
今回のリフォーム・リノベーション工事はご自身の生活をより豊かにする為のリフォームといってもいいのかもしれませんね。毎日帰る場所ですから自分の好きか空間にしたいというお気持ちはとても分かります。
今回のリフォームにはお客さんのこだわりがいっぱい。こだわリフォームとでもいうんですかね。
《お客さんの想い》
すごくこだわりの強いお客さんで期限ギリギリ(実は期限を少し過ぎていましたが業者さんに無理言いましたww・・・)まで、とても仕様に悩まれていましが、最終的にはとても満足されたようです。それだけ自分の中で納得したものにしたかったんだと思います。私たち建築やリフォーム・リノベーションのプロは仕上がりがある程度、容易に予想できてしまう反面、建築やリフォームに慣れていないお客さんにイメージしてくださいって結構酷ですよね。
それでも奥さんに納得いただけるものに仕上げられたことと、そこに寄り添うことができて(今だから)本当に良かったと思います。ここだけの話・・・工事中は結構ひやひやしていましたよ。
《今回のリフォーム・リノベーションのポイント》
何を悩んでいたのかを少しだけ共有させて頂くとタイルの色や種類・大きさについて最後の最後まで悩まれていました印象を持っております。
タイルって柄のほかに大きさも何種類かあり、張る場所の幅や大きさによっても適する大きさが異なります。最後の最後まで300□と400□の大きさのタイルで悩まれた結果、400□に決められました。
お客様のイメージでは600□くらいの大きなものをイメージされていたそうですが住宅の廊下の幅に対して600□のタイルを選定するよりも300□や400□のタイルを選定したほうが良いと考えております。確かに600□のタイルってかっこいいイメージがありますが、それは広い空間に張るからカッコよさが際立つのであって廊下や狭い空間にはあまり適さないと考えております。というアドバイスはさせて頂きますが好みは人それぞれですので最終的にはお客様が決めて頂いたものを弊社としては喜んで施工させて頂きます。
結果、お客様の満足がいくものができたと大喜びして頂いております。←工事させて頂く側としては引越しの日程が決まっており工期があったため内心焦っていたのはここだけの話・・・。
玄関を開けると白のタイルが広がるお家に一度は住んでみたいと思いませんか?
写真が床のタイルしか撮っていないという失態を犯してしまいました・・・。
《施工上の注意点》
マンションでタイルを張る為には、床下地がどうなっているかをまず確認しなければなりません。マンションの床は大きく分けて2種類あり、
➀コンクリートスラブの上にフローリングを張っているマンション
②床上げしてフローリングを張っているマンション
➀の場合はタイルに変更することは難しいと考えられます。
※施工的にはどちらも可能ですがマンションの規約でNGになってしまう事が多いはずです。
できない理由としては床材の防音性能を確保しなければならないということが、ほとんどのマンションの規約で決められているからです。
タイルそのもので防音性能を確保しようとしてもできないのでその他の処理(施工)が必要となります。その処理をするのに防音材を張ったりするとほかの部屋と段差が出来てしまったりドアや引戸が当たってしまったりと出来ないことはありませんが当初のご予算や計画から想像もしていなかったような工事になるケースが多くなる為、物理的には施工可能ですが現実的に断念してしまう事が多いです。
※床(フローリング)の防音性能についてはまたの機会で説明させて頂きます。
工事場所:茨城県つくば市竹園
対象物件:分譲マンション
構造:鉄筋コンクリート造
工事:リフォーム
工事範囲:内装
内容:玄関間仕切り変更、玄関・廊下タイル張り、便器交換、壁エコカラット張り、クロス張、住宅設備工事