【まつコラム】リフォーム・リノベーション業者の真実。何を信用すればいいの!?
年末はいかがお過ごしですか?
私も含め、私の周りの人は、今年は個人事業主や小規模の事業者が忙しいなんて言葉を耳にしますね。
こんにちわ!クオリティアールまつしゃちょーです。
今回は、『リフォーム・リノベーション業者とは?』についてお伝えしようと思います。詳しくは、別でページを作成するつもりですので興味がある方はそちらを確認してみてくださいね。
(気が向いたら記事にしますね)
突然ですが、リフォーム・リノベーション業者の飛び込み営業って来ませんか?
「〇〇がメンテナンス時期です」「放っておいたら危険です」「近くで工事をしているので安くやりますよ」など、様々な内容で営業が来ると思います。そのことについては嘘をついているとは思わないので構いませんが・・・
リフォーム・リノベーション業者と聞いて安心していませんか?専門業者だと勘違いしていませんか?
名前だけで安心しちゃダメです!!
その理由・・・知りたくありませんか?
結論からお伝えすると「リフォーム」「リノベーション」業者を名乗って工事をすること自体、資格も許可も必要ないからです。厳密にお伝えすれば、全てが自由に工事をしていいわけではありません。簡単に説明すると『500万円以下の工事』限定となりますが、リフォーム・リノベーション工事において500万円を超える工事自体が少ないからです。
※厳密には若干異なりますがイメージとして持っておいて大丈夫です。
この話を聞いて、少し怖くなりませんか?
今までプロだと思っていた人たちが、もしかしたら素人なのかもしれないという事実・・・。
昨日まで素人だった人がリフォーム・リノベーション業者を名乗っていいということです。そして工事をおこなっていいということになります。そこに資格も技術も必要ありません。『自称リフォーム・リノベーション業者』で構わないのです。
正直、この制度については、私、自身あまりいいものだとは思っていません。
とはいえ、私も起業し始めの頃は、実績も信用もありませんでしたのでもどかしい気持ちはありました。だからこそ、自称と名乗る業者と一定水準、信用できる業者のことを理解しているつもりです。
とはいえある種、「リフォーム」「リノベーション」業界の闇と言っていいかもしれませんね。
建築業界に長くいる私個人的な意見として、どういった業者を信用すればいいか?私なりの観点でお伝えします。
➀建築関係の資格を持っている
②許可証がある(建設業の許可証)
③施工実績と工事の内容
④新築工事を請けられるか
私自身の過去の経験として、どれか一つでも該当していれば、一定の水準の技術があると考えられます。
(勝手に思っているだけかもしれませんが・・・)
そして・・・大手だから安心も要注意!!
CMや看板をよく見かけるリフォーム・リノベーション業者さん、いらっしゃいませんか?
先日、お客様と打ち合わせさせて頂いた時の言葉がとても印象的だったので共有させてください。
お客様からの一言、それは・・・『〇〇会社さんはできないって言ってたのにできるんですか??』
ご理解いただけました?・・・できる可能性があります。
リフォームやリノベーションってマニュアルや決まった商品が少ない為、現場担当者の一言で工事ができるかできないかが決まってしまいます。それは、その一言の信ぴょう性を証明するものはほとんどないからです。
工事担当者がお客様にお伝えしたことが事実になりやすいとも言えますね。
私自身、この状況がすごく嫌いです。お客様の夢や想いを担当者の一言で失わせてしまう可能性があるんです。
それって結構、残酷じゃありませんか??
じゃあ何を信用すればいいのかということですが、私は一つしかないと思っています。
それは、会社名などではなく、目の前にいる担当者が信用できるかどうか?これだけだと考えています。
そんなリフォーム・リノベーション業界のちょっとした闇の話でした。
UPDATE:2022.12