和室二間をLDKに内装リノベーション。千葉県栄町の戸建住宅。
《なぜリノベーションが必要になったか》
今回はほとんど使用していない離れ(和室二間)をリノベーションし、若夫婦が住めるようにするという内容です。
なんと和室二間を壊してLDK(リビング・ダイニング・キッチン)+洗面、浴室、トイレを新設するという大規模リノベーションです。水廻りが無いところにキッチンや浴室、トイレなどを新しく作ることができるの??って疑問に持たれた方もいらっしゃると思いますが『できます!!』
しかしいくつかの条件をクリアしないとできないので、下記「ポイント」でお伝えしたいと思います。
しかし現実的にはできますし、比較的できることが多いような気がします。
《今回のリノベーションのポイント・注意点》
リノベーションを計画し進めていくうえで今回の注意点は大きく2つあります。
➀構造体がどうなっているか。
②既存の排水管のレベル(高さ)と電気量
まず間仕切り壁を撤去し、大きな部屋(LDK)へする際に在来軸組工法(柱がある木造住宅)では、計画範囲内の柱が抜けるかどうかが問題となります。今回は一部柱を撤去し補強させて頂くことで対応させて頂きました。写真の中にある壁はもともと廊下だった名残です。ここの柱は抜くことができませんでしたのでアクセントの壁として生かしました。
次に水廻りを増やす際に重要なことは既存の排水管の高さが新設する場所まで延長した際に水勾配が確保されているかという問題、宅内に入ってきている水道管の径が細すぎないか。この二つです。まず排水管が水勾配をとれない高さの場合、水が自然に流れないため流すための処置が必要になります。また水道管の太さですが細すぎると水を同時使用した際に圧が弱まり使いずらくなってしまします。
この二つがクリアできていれば、ほとんどの場合、新しく水廻りを増やすことが可能と言えます。
そしてもう一つが電気容量。こちらも忘れずに確認しておかないと住んでからブレーカーが落ちやすくなったという事が起こりかねません。
リノベーションをお考えの方は、お気軽に相談頂けると現地を確認して行えさせて頂きますのでお気軽にご相談下さいな。
工事場所:千葉県栄町
対象物件:戸建て
構造:木造(在来軸組み)
工事:リフォーム、リノベーション
工事範囲:内装(和室・洋室・トイレ・洗面→LDK・トイレ・洗面室・ユニットバスへ。)
内容:解体工事、内部造作、大工工事、フローリング張、ドア取付、クロス張替、ユニットバス組立、キッチン組込、洗面化粧台取付、便器取付、電気設備工事、給排水設備工事