【まつコラム】節水は重要だけど、節水をしすぎると危険・・・。節水をする時のポイント
みなさん、こんにちわ!!まつしゃちょーです。
物価高などの影響でインフレが始まってきましたよね?それでも給料が上がらない日本において生活費を押さえなきゃって考えている方が多いと思います。
生活費を抑えるために大切なことの一つとして固定費を下げるということが考えられると思います。
固定費とは・・・?
毎月決まって出ていくお金のことです。簡単にお伝えすると、「ローンや家賃」「光熱費や通信費」「保険や学費」「食費(一部)」などが固定費となります。
その中でも時に考えなければならないことは、「光熱費」ではないでしょうか。ローンや家賃に関してはなかなか変えることが難しいですよね?(数十年前の金利で借り入れした方に関しましては借り換えという方法で削減できる可能性がありますが最近借り入れをした方においてはあまり効果が出やすいものではないと思います)
そして保険や学費について、私個人的な意見としては保険は見直す価値はあると思います・・・が、それは別に機会にでも・・・
生活に対して直結する固定費は「光熱費」ですよね?
『水の無駄使い』『電気は消して!!』そんな言葉を使ってませんか?
今回は「水の無駄使い」について少しお話させて頂こうと思います。
現在の水廻り関係のメーカーってすごいと思いません?建築業界を第一線で行動させて頂いている私たちですら年々増える商品や機能には日々のインプットが重要になってきますし、ここだけの話・・・お客さんの方が知ってることもたまにあります。それだけ技術向上が著しいということですね。
そんな中で節水商品って気になりますよね?ついつい節水商品を選んでいませんか?
とても重要なことだと思いますし、対策するべきことだと思います。
しかし私がこんなこと(?)をお伝えしたところでみなさんのメリットになりますか?でしたらもっと専門的に関わっている方からのアドバイス聞きたいですよね?
今回、建築的目線として私がお伝えしたいことは、「節水」に取らわせすぎてはいけないということです。
当然ですが節水とは、今まで使っていた水の量を減らして流すということですので、流す水の量が少なくなるとつまりの原因になる可能性が増えるということを認識しておきましょう。
例えば節水トイレの例を上げさせてもらうと、10年程度前に普及した従来型のトイレの場合、大洗浄の際には、1回につき13L程度の水が必要とされていました。最近普及している節水型トイレの場合は4.8L程度、最新式では3.8L程度で大洗浄ができるようになっています。
商品自体、1/3~1/4の水の量になり、これだけの変化があるにもかかわらず、排水管の勾配の法律に大きな改定ありません。
それだけ少量の水で流すということは、配管内に残ってしまうリスクがあるということです。配管が詰まってしまうとどうなるかを簡単に説明させて頂きます。詰まる場所によって対応は全く変わってきますが、器具近くで詰まってしまった場合は、その機器やその機器+近くに機器のみの使用を制限すれば大事にならないです。しかし排水管部分で詰まってしまった場合は、おうちの中で水を流せない状況になる可能性があります。これはある種、運的なところがあります。
とはいえ、メーカーがだしている商品ですので絶対に詰まるというわけではありません。あくまで可能性が少しだけ上がるということです。
とはいえ、やはり節水型の機器の方をおススメしますし、私自身も商品を購入する場合は節水型の商品を選びます。
では何を注意したほうがいいかというと、定期的に多めに水を流してください。特に脂っぽいものを流した時やいつもより多めに固形物を流さなければならないときなどは意識してみてください。
ここで定量的な数字をお伝えさせて頂ければいいのですが、みなさんの住まいの状況や使っている機器の違いにより一概にはお伝え出来ません。
なので私からお伝えするのであれば、「気が付いた時」「思い出したとき」は多めに水を流してください。
ぜひこの投稿が参考になったと思う方は、今おうちの蛇口の水を20秒程度出してみてください。
20秒程度水を出すことは、水の無駄使いではなく、【おうちのセルフメンテナンス】です。お子さんが水を出しっぱなしにした時にでも思い出して頂けると、そのイライラが半分になるかもしれませんねww
UPDATE:2022.102022.10